top of page

 代表プロフィール

名古屋大学医学部、同大大学院卒後、テキサス大学研究員。帰国後、名鉄病院呼吸器科にて禁煙支援に従事。河合塾との取り組みを通じ「リセット禁煙」を開発した。現在は、トヨタ記念病院禁煙外来、トヨタ自動車診療所医師を兼務するかたわら、予防医療研究所代表。専門は呼吸器内科学、依存症心理学。
藤田保健衛生大学客員教授。動機づけ面接トレーナー。日本医師会認定産業医。日本動機づけ面接学会副代表理事。子供をデジタル認知症から守る会主宰。ゆるーい思春期ネットワーク代表世話人。
NHKためしてガッテンへの出演の他、著書に「二重洗脳-依存症の謎を解く」、「リセット禁煙のすすめ」、「親子で読むケータイ依存脱出法」などがある。2014年、京都大学精神科村井俊哉教授、ハーバード大学精神科Dr. J. Suzukiと依存症の新理論「失楽園仮説」を発表した。

「予防医療」とは

こんにちは! 予防医療研究所代表の磯村毅と申します。

私は呼吸器科の医師として、10年以上もの間、毎年毎年、数十人の人々を看取ってきました。肺がんやCOPDなどタバコ病の人たちやそのご家族の悲しみと後悔に接するたびに、つくづく医学の無力さや予防の大切さを思い知らされました。と同時に、タバコの恐ろしさを痛感しました。

止めたいのにやめられない人がいかに多いことか。そしてそのことを知らずに新たにタバコに手を出す子供たち。自分にとってはタバコとの戦いが医療そのもの、とくに子どもをタバコのわなから守り病気の予防することが最重要に思えるのです。

私は依存症の治療と予防が専門ですが、最近特に心配なのが、インターネットとデジタルツールの発達です。それにより、新たな依存症が広がるばかりでなく、どうやら子供たちの健全な発育そのものが損なわれているようなのです。学校に適応できず引きこもってしまう子供たち、そして、社会に適応できず職場に出てこれなくなってしまう社会人。こうした事象にも予防医療の視点から取り組む必要があるのではないか。最近はそのように考えています。

「予防医療研究所」の仕事

予防医療研究所は大きく、研究と啓発の二つの仕事に取り組んでいます。

研究について
 1. 依存症のメカニズムについて、脳科学と心理学をつなぐ仮説を提案・検証しています。
    2. 子どもたちは社会から、常にあの手この手で狙われています。

  こうした新しい手口について疫学的なフィールド調査を行っています。

  例えば、喫煙と大麻類似のドラッグの関連からその急速な広がりを指摘した研究は、

  政府の「危険ドラッグ」という命名と諸対策につながったのではと自負しています。

 3.  禁煙支援に役立つ種々のプログラムの開発を諸機関と連携して研究しています。

啓発活動について

 1. 一般の成人子供を対象に、喫煙・薬物予防、スマホ・ゲーム依存などの講演をしています。

  「今どきの依存症 -ハマるを科学する-」といった科学的な切り口も用意しています。

 2. 教育・医療・行政関係者を対象に、依存症の予防や対処法の研修会をしています。

  ・

沿革

予防医療研究所はリセット禁煙研究会の事業部門として、2006年4月に設立されました。
最高かつ最新のスキルにより禁煙をはじめとする依存症の心理的支援の実践と、新しいプログラムの開発を目指します。

2001.9 「子供をタバコから守る会」発足
2002.4 河合塾と「禁煙で合格」プロジェクト
2003.4 磯村代表が名鉄病院に「子供のための禁煙外来」開設


2004.9 「リセット禁煙研究会」発足 「リセット禁煙のすすめ」出版 
2005.6 サンヨーファイナンシャルテクノロジー(SFT)社 (現: 株式会社ビジネスラボラトリー)と

                 ファミリードクター上に携帯によるリセ禁恋愛小説配信システム開発
 

 

2006.4   予防医療研究所設立

2006.4   株式会社ディスコ健康保険組合より、禁煙支援業務受託

​      リセット禁煙がメーテレで特集される 動画(前編後編) 磯村代表が出演

2006.5    FM-Nack5と禁煙カウンセリングCD 「リセット禁煙のすすめ」発行
2006.7   東京海上日動メディカルサービスと提携 (特定保健指導)
2006.10  ブラザー健保組合、 東洋紡績総合研究所などより業務受託
2007.4 ノバルティスファーマとデュアルケアに関する共同研究開始
2007.10  通信教育禁煙プログラム(禁煙パック)開発
2008.4   妊産婦の禁煙支援に関するモデル事業構築研究開始
                 (愛知健康増進推進財団 医学研究助成) 

2009.10  『二重洗脳-依存症の謎を解く-』出版 依存症一般に、対象を拡大
     日生協健康保険組合本部と業務提携   禁煙支援マンガサイト開設 
         禁煙マンガ小冊子(にこニコドライブ)発売開始
2010.6  福岡県立大学などと妊産婦の喫煙状況の調査開始
      (厚生労働科学研究山縣班: 健やか親子21推進のための研究班)
2010.7  御茶ノ水女子大学 グローバルCOE に
      青山学院大学教育人間科学部と共同研究 (自尊感情と依存症)開始
2010.8  (株)エフルートと、公式キャリア向け モバイル禁煙支援サイトの開発開始


2010.8  ゆるーい思春期ネットワーク 設立
2010.11 人間ドック受信者における『リセット禁煙』自助教材による禁煙指導効果の
     無作為化比較試験開始(昭和大学横浜市北部病院)
2011.3  思春期外来・思春期禁煙外来開設
2011.3  NPO法人依存学推進協議会 研究助成事業に採択
     「ギャンブル依存症の予防・早期発見に資する評価指標の開発」


2011.9  磯村代表が 英国にて研修を受け動機づけ面接トレーナー
2011.10 NHK ためしてガッテン 禁煙特集に磯村代表が出演
2013.1  動機づけ面接ケースフィードバックプログラム(CFP)の業務受託

2014.10  磯村代表がアトランタで、動機づけ面接トレーナー研修のトレーナーヘルプを務める

2014.2  Addiction Research and Theory 誌に失楽園仮説 (Paradise Lost Theory) 発表

2014.4 『親子で読むケータイ依存脱出法』出版 
2015.7 『デジタル認知症』のメーリングリスト立ち上げ 教育機関での講演を開始

2016.11 『マンガで分かる心療内科 依存症編 (ネット・スマホ・ゲーム・ギャンブル・ポルノ)』
               にてゆうきゆう氏より取材依頼。アイデア・話題提供

2017.  Addictive Substances and Neurological Disease 1st Edition (Elsvier) にて、失楽園仮説紹介

.

2018.11  DVD『養護教諭セミナー2018in名古屋 SNSなどへの依存症にどう対応するか』

       (ジャパンライム)出版

2019.10 DeSCヘルスケア株式会社と「卒煙アプリ」に関する業務委託契約

2020.2.  ドコモ・ヘルスケア株式会社と

   「新依存症のカラクリ」eラーニング化に関する業務委託契約

2021.4   磯村代表が愛知県青少年保護育成審議会委員に

2021.12  ロート製薬株式会社と「ESS(電子スクリーン症候群)に関する研究」に関して

    技術指導の契約

2022.7   磯村代表が日本呼吸器学会WEB講習会

      「無関心期の喫煙者に対する動機付け面接-脳科学からみたヒント」出演

    

++++ 問合せ先 ++++

リセット禁煙研究会・予防医療研究所
【東京事務所】 
  東京都新宿区南元町4-18-202 (東京六法出版)
  tel. 03-3354-5411  fax. 03-3354-5413
【名古屋事務所】
  名古屋市中区丸の内三丁目14-1 (理学・作業名古屋専門学校)
  tel. 052-228-2200
  メール: clean●mbj.nifty.com  
      (迷惑メール対策のため、@を●と表記しています)
【久留米支所】
  

bottom of page